ウルトラマンは「神」ではない

先日、友人と交わした会話。「結局、ウルトラマンて、神でしょ?」

?? なにが結局だよ。

アルカイックスマイルが云々と、超人がどうたらと、それらこそが「神である証拠」なのだそうだ。なんじゃそりゃ?!

菩薩像譲りのアルカイックスマイル? それがどうした、似たような「微笑」ならばモナ・リザだってそうだ。しかも「菩薩」じゃねえか、「神様」の系列じゃねーよ。

超人イコール神? ハルクはどーする?
バロム・ワンだって、もともとはたけしとけんたろーだぞ。しかも二人の間の「友情」が壊れたままだと変身できないんだ。
しかし怪人どもが暴れているのに変身できないって、脅かされる生命や平和よりも大事な友情ってナニ?!


ではウルトラマンとは何か。

古谷敏『ウルトラマンになった男(小学館)』、遅まきながら読了。初代ウルトラマンの「中の人」の本(わたしにとっては『ウルトラセブン』ウルトラ警備隊のアマギ隊員)。

もともと望んだわけでもない配役、「中の人」を続けるうちの葛藤、慣れない着ぐるみ・特撮という特殊な環境下での誰も経験したことのない疲労・体調不良、特撮特有の「恐怖」との戦い、それでも期待に応えようと演じ続ける使命感…が、誠実そのものの口調で淡々と語られる(まさにアマギ隊員(涙))。

撮影開始以降、減り続ける体重、マスクを通しての視界は想像以上に狭く、独りではまっすぐ歩けないことも。水や炎、爆発・爆風の危険、それを物ともせず、撮影に怪獣に立ち向かう覚悟。演技を終え、着ぐるみを急いで脱いで、スタジオ裏に走り、胃液吐くほど嘔吐する…。

そうだったのか、ぼくらを守る為に脅威に立ち向かい、最後には胸を張り、空へと飛んでゆくウルトラマンは、画面の裏で、そんなにも悩み苦しみ、それでもぼくらの夢の為に、まるでなにかに突き動かされるかのように闘ってくれていたんだね。

ウルトラマンのすこし猫背のファイティングポーズ。そこに、恐怖と使命感のはざまで葛藤に苦しむひとりの青年の姿を見る。

ウルトラマンは神ではない。ウルトラマンは、その内に葛藤を抱えながらも、懸命に生きる「人間」だ。だからわたしはウルトラマンが好きなのである。

 

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2019年5月21日 (火)

仏陀ぶった

久々にギッパくんと会話。話が形而上学的展開に。

仏陀はなぜ悟り得たか⇒ゴータマ・シッダールタは人間ではなかった、でとりあえず決着。いや「仏陀は」じゃないか、「ゴータマは」か。

結局、仏陀は人間じゃないんじゃないのか。

かなしいことがあると、物事をむずかしく考える。

     悟りを開く
     かなしみを
     苦しみを
     克服する
     人間をやめる

     かなしみから
     苦しみから
     脱却する
     悟りという
     反人間的行為

     

 

 

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2019年4月 6日 (土)

ことばの軽さ

全国統一選挙期間突入。

宣伝カーから聞こえてくる、ことばの軽さ。AB政 権が居座り続け、どんどんと軽さが増している。なんなんだこの虚脱感、というか絶望にも似た終末観。

 

 

 

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2019年3月16日 (土)

雨が降らない

天気予報も当てにならない。

     仔猫が
     ころころ転げまわる
     柔らかな
     あたたかな
     日のひかり

 

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2019年3月 9日 (土)

生まれるいのち

年下の友人に子ができた。社内結婚なんてめずらしくもないけど、彼の奥さんは、会社でも、美人で評判。「結婚します」と聞いたときにゃ「はあ?おまえがあの子とぉ?!」と、冗談だとしか思えなかった。

     若い頃は
     花なんか見ても
     なんとも感じなかったけどね
     また春が来て
     さくらが咲く

     つぼみがふくらんでいる
     そんなことで
     気づくようになった
     また春が来る
     さくらが咲くね

どこかで赤ん坊の泣き声がする。

     どこかで
     赤子が
     泣いている
     静かで
     平和な夜

なにも怖いことがなく、どこも痛くなく、あたたかして、おなかがいっぱいで、どうか心置きなく泣いてくれ。そういう社会を取り戻そう。

  https://www.youtube.com/watch?v=0lNFHD0lUAQ

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2019年3月 2日 (土)

「情報化という病」

先のページに続けて

     匂いとか
     ぬくもりとか
     ちょっと汗ばんだ肌触りとか
     くすぐったい髪の先とか
     きみはどこまで「情報」なのか

     きみのすべてを
     情報化したい
     きみを生きたまま
     残しておきたい
     未来永劫

お察しの通り「未来永劫」なんてありえない。

     情報化社会
     電子マネーやら
     ペーパーレスやら
     電気がなけりゃ
     はじまらない

当たり前のことなのにアホか。

 

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2019年2月17日 (日)

「情報」の支配する世界

現代、それに続く未来とは「すべてが情報化される時代・社会」なのだそうだ。

     キスばかりして
     ハグばかりして
     触れ合ってばかりいて
     きみはどこまで
     情報に置き換えられるのか
 

     匂いとか
     ぬくもりとか
     ちょっと汗ばんだ肌触りとか
     くすぐったい髪の先とか
     きみは「情報」なのか

 https://www.youtube.com/watch?v=FSCgfI3OG7s
     

 

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