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2008年6月14日 (土)

誤ったノスタルジー

かの容疑者は(犯人だろがっ!)「中学の頃がいちばん幸福だった」と語ったそうな。

     あの頃が
     いちばんよかったと
     思ってしまったら
     その後の人生
     碌な事考えない

過去がどれほど幸福で喜びに満ちたものだったとしても、それが今の境遇を正当化したり、説明付けることにはならない。幸福であれ不幸であれ、恵まれない生い立ちであろうとトラウマを背負っていようと、だからといって過去が、今あるいはこの先、何をしてもよいという免罪符にはなりえない。そんなことわかっているんだよ奴らも。わかっていて、それでもやってしまうんだ。

     いま
     不幸だからといって
     犯罪に手を染めたら
     それは過去の幸福に対してのへの
     裏切り行為ではないのか

     幸福とは
     過去の不幸に対して
     いつか未来に     
     復讐すること
     笑い飛ばすことなんだ

「いつでも前向き」になんか、ならなくていい。
自分が今不幸だと感じたら、うつむいて、座り込んで、休んでいいんだ。泣いたっていい。わたしなんかこの歳で、すぐ涙ぐんでしまう。
空元気出してポジティブな振りをするよりも、へたり込んでベソかいてるあなたであっていい。弱っちくって、だらしない、かっこ悪いあなたであっていいんだ。
今すぐ立ち上がらなくてもいい、いつか未来に、いつかきっと、立ち上がって歩き出せる時がくると、それだけを信じよう。

     前向きなんかじゃない
     ポジティブなんかじゃない
     打ちひしがれて
     へたりこんで
     前のめりに倒れこむんだだけだ

     ちくしょう
     なんで不幸な奴らばかりが
     他人を巻き添えにするんだ
     幸福な奴らは
     他人なんかに目もくれない

     がんばれ
     弱っちいあなたよ!
     不幸になんか
     負けるんじゃねえぞ
     くそったれ! 

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