誤ったノスタルジー
かの容疑者は(犯人だろがっ!)「中学の頃がいちばん幸福だった」と語ったそうな。
あの頃が
いちばんよかったと
思ってしまったら
その後の人生
碌な事考えない
過去がどれほど幸福で喜びに満ちたものだったとしても、それが今の境遇を正当化したり、説明付けることにはならない。幸福であれ不幸であれ、恵まれない生い立ちであろうとトラウマを背負っていようと、だからといって過去が、今あるいはこの先、何をしてもよいという免罪符にはなりえない。そんなことわかっているんだよ奴らも。わかっていて、それでもやってしまうんだ。
いま
不幸だからといって
犯罪に手を染めたら
それは過去の幸福に対してのへの
裏切り行為ではないのか
幸福とは
過去の不幸に対して
いつか未来に
復讐すること
笑い飛ばすことなんだ
「いつでも前向き」になんか、ならなくていい。
自分が今不幸だと感じたら、うつむいて、座り込んで、休んでいいんだ。泣いたっていい。わたしなんかこの歳で、すぐ涙ぐんでしまう。
空元気出してポジティブな振りをするよりも、へたり込んでベソかいてるあなたであっていい。弱っちくって、だらしない、かっこ悪いあなたであっていいんだ。
今すぐ立ち上がらなくてもいい、いつか未来に、いつかきっと、立ち上がって歩き出せる時がくると、それだけを信じよう。
前向きなんかじゃない
ポジティブなんかじゃない
打ちひしがれて
へたりこんで
前のめりに倒れこむんだだけだ
ちくしょう
なんで不幸な奴らばかりが
他人を巻き添えにするんだ
幸福な奴らは
他人なんかに目もくれない
がんばれ
弱っちいあなたよ!
不幸になんか
負けるんじゃねえぞ
くそったれ!
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