価格の優等生
日曜の朝、近所に古くからある養鶏場の直売店へ。
店番のおばちゃんが申し訳なさそうに「ごめんね~値上げしたのよ~」と作り笑顔。「ああ、しょうがないよねーこの御時世」と負けずに天を仰ぐ仕草。
燃料はもとより
たまごも値上げ
どこまで昇りつめるのか
この物価高
人間の驕り
一袋買って家に向かう。ひとつふたつ減らされたたまごの数。気のせいか持つ手が軽い。つり銭を握り締める。
これほどまでに
生きにくい
今宵どれだけの人が
跪き捧げるであろう
ゲッセマネの祈り
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