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2008年11月 9日 (日)

Yes,We can.

散々嫌味を書いてきたが、バラク・オバマ氏の米国次期大統領就任が決定した。実は個人的には、この人の人間性・主張等は評価できるので非常に嬉しいんだけどね(http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E2%80%95%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E8%87%AA%E4%BC%9D-%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E/dp/4478003629)。

しかし米国における今回の選挙で、なによりも印象深く、注目に値するのは、自らの手で変革を成し遂げる、その為に自らアクションを惜しまないという米国民の「民度」の高さだ。

日本とはシステムが違うといえばそれまでだが、自分たちの声を社会・政治に反映させる/それが当たり前にできる(と信じられる)こと自体、何かというとデモとか抗議集会とか、形を表すことでしか表現できない/形にならなければ「運動」ではないとする日本では考えにくいことだ。

今回米国民は、人種・支持政党の違いを超えて、初めて「米国民としての意志」を示したと云っても過言ではないように思う。

選挙、それだけが唯一の手段ではないが、今回ほど一票の重さ、ひいては民主主義運営の重さを考えさせられた選挙はなかった。何が残念って、これが日本ではなく、海の向こうの米国の出来事だということ。信じる神があるからこそ「自ら助くる者を…」とのことばを実現できたともいえるのだろうか。

翻って日本。これからどうするか。お茶の間談義で愚痴を繰り返す、やれ選挙日程が消費税がの末梢をつつき合う、…際限なく愚行を繰り返すのか。ほんとうに「変えたい/変えてやる」と思っているのか。変えたい「現実」がはっきりと見えているのか。

「歴史的な選挙」とし、世界中がオバマ氏と米国のこれからに期待し注目するも、日本がもしこれから世界から注目されるとすれば、まさにそこ、「日本国民は何をしたいのか」そして「日本はどう変わってゆくか」にしかない。

腐っても鯛。殊、民主主義においてアメリカは遥か先を行っている。民主主義が唯一の正義・回答ではないとしても、すでにデファクト・スタンダードとして認められたその価値において今後、各々の国家・その国民性が評価されるのは間違いない。

今回の選挙結果が示すグローバル・スタンダードとしての民主主義の理念と意味の奥深さを、日本は、日本人は果たして理解できたのだろうか。

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