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2010年8月29日 (日)

恩師

思えば、毎日のように授業を通していろいろと教えていただいたはずなのだが、教壇に立つ恩師の姿は覚えているものの、具体的に何を教わったか、ほとんど覚えていない。思い出すのは、いたずらして叱られた時や極々たまに褒められた時の、恩師のお顔、その表情。怒った顔や笑った時の、うれしそうな表情、弾けるような笑い声…。どういう訳か、そのしぐさ、立ち居振る舞いのほうが強く印象に残っている。

ことばだけでなく、ことばにならない多くのことを教えていただいた、というより身につけてしまったというべきか。

     学んだつもりもない
     教わった覚えもない
     なのになぜか
     身についてしまった
     恩師の口癖

どんなときにどう振舞うか、子供のうちは、無意識にせよ、振舞いのロールモデルをみつけるのだと思う。わたしが子供の頃は「学校の先生というものは立派な手本となるべき存在である」と、世の中も、多くの世の親御さんも認識していたし、それが先生方に対する態度にも現れていた訳で、子供たちも一目置かざるをえなかった。それが通用した時代だったといってしまえばそれまでだが。

     無邪気に
     他人を信用できる
     近所の子供に説教できる
     そんな時代が
     確かにあった

学校の先生という存在が尊敬の対象から外れてしまったら、子どもにとって、いや世の中にとって大きな損失だし、とてつもなく悲しいことだと思う。身近な大人を「よい手本」と見なせない、そうなってしまったら、こどもの未来は暗い。

悪い見本となる大人ばっかりがクローズアップされ、それを見て育った子どもが碌でもない奴になってしまったとしても、その子だけが悪い訳ではないのかもしれない。ダメな大人を反面教師とするにしても、元々「なにがよくて/なにが悪いか」判断できないのであれば意味はない。

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