散らずに零れる
まず「散る」としたのだが、改めてノートに書き写す折に「こぼれる」と書き込んだ。
花びらは
こぼれるたびに
いのちを
削るのだろうか
繋ぐのだろうか
「こぼれる」としたら、季節外れか。
花びらは
こぼれて
今年もまた
梅の実
実りました
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まず「散る」としたのだが、改めてノートに書き写す折に「こぼれる」と書き込んだ。
花びらは
こぼれるたびに
いのちを
削るのだろうか
繋ぐのだろうか
「こぼれる」としたら、季節外れか。
花びらは
こぼれて
今年もまた
梅の実
実りました
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合奏団のひとり、バスパートのM山くんが
「白髪、目立たないようにするには、どーしたらいいんでしょうねえ…」と、わたしの隣で呟く。そう言われて改めて、よくよく彼の頭を見れば「おお、いつの間に((笑))」、10年前にも確かちらほら覗いてたはずだが、今や黒髪よりも白髪の占める面積比は8割にも及ぶだろう。
「あはは、気がつかなかった。女の子の髪ならともかく、隣で演奏してるオッサンの頭髪なんて、気にしてないよ」「(目立たなくするのは)簡単だ、全部剃っちゃえ」「いや白髪に染め直しちゃえばいいんだよ、そうすれば『目立たな』くなる」…と、メンバーは冷たい。
M山くん、きみもそういう年齢なのだ。10年前の「若白髪」ではなく、これからは本白髪として次から次へと生え変わる、きみも年を取ったのだよ。
会社の
トイレの洗面所で
誰もいないことを
確かめて
白髪を抜く
M山くんほどではないが、わたしも気にしているのだった。
監視モニターを見やると
どこかで見た中年男
しかめっ面で怪しげで
よくよく視ると
じぶんの姿だ
年齢を重ねるいうことはと、自分のほんとうの姿を見失うこと。
年齢を
重ねると
自分自身の
ほんとうの姿を
見失う
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まあまあ、あたまのおかしいわたしの云うことですから。
女性はズルい
嘘をつく
小声でささやく
いわなくてもいい
ほんとうのことをいう
女性はズルい
好きという
愛してるという
そのうえで
またあとでという
女性はズルい
好きだという
愛してるという
そのうえで
もうおしまいという
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いや、猿じゃなくて「去る」だ。
美しいあなたは
わたしの前を
通り過ぎる
知っているくせに
わかっているくせに
美しいあなたは
わたしの前に
立ち止まる
向こうを向いたまま
背中を向けて
美しいあなたは
わたしの前で
黙り込む
うつむきもせず
何も言えず
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くどいな(笑)。
愛してるからこそ
愛されない
愛してるからこそ
遠ざかる
愛のこの矛盾
ダメ押しだ、うーん、くどい(笑)。
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安手の恋愛指南書のタイトルみたいだな。
そもそも「愛してる」ってこと自体、当人のエゴなんだって気づかない。その無神経さ。更に、それを「いちばん大切なこと」と最優先し、「自分の気持ち」のみ最上段に祭り上げ、反省することはない。まして「歌」まで詠んで、誰彼かまわず振れ回る、正気の沙汰ではない。
愛する人を
踏み台にして
歌を詠む
その後ろめたさに
気づいてますか?!
愛してるからこそ
愛されない
愛しているけど
打ち明けはしない
愛の矛盾
無知蒙昧、恥の上塗り、ああ腹立つっ、スリップノット聴こうっと。
http://www.youtube.com/watch?v=zjp6-_pBOMo
「恋愛指南ハウツー」にもなりませんでした(笑)、悪しからず
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おなじフロアに女性社員が4人。どのこも皆、美人さん。
微笑んで
返事をする
女性社員は
むすめのようで
なんか照れる
きみたちが
おとなになって
ぼくらほどの
分別がついたら
わかることもある
むずかしい仕事を
よくこなしたね
今日こそは
はやくおうちに
帰りなさいね
帰り道、バス停に向かって歩いてる彼女たちに、やっぱり声掛けないで、気づかないふりしてクルマで通り過ぎる。むすめのようでいて、やっぱりおんな。
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ものは言いよう、考えようというけれど。
きみは
誰にも必要とされていない
それを証明するためにも
きみは
生き続けなければならない
なにを始めるにも
遅すぎる
だったら
いつ始めたって
おなじじゃないか
放してしまった手も
違う誰かとなら
繋ぎ直せる
そう願う
そう願いたい
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「あなたが好き」「あなたが忘れられない」等々、切々と歌い上げる、罪のない人たち…ほんとうか?!
「あなた」のことを
詠っているようで
実はそんな
いじらしい「わたし」の
アピールだったりする
「切ないの」
「想ってる」
「忘れないで」…
無反省な自己愛の
垂れ流し
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だれかを思い続けることは、実は「恋」だとか「愛」ではない。
なにかに
目を奪われると
それを中心に
世界が回っていると
勘違いする
世界が
そうあることと
世界がこうだと
思い込むことは
別だ
そういうリスクはあえて冒す、それによって、まさにその思い込みそのものを対象化する。そうでない限り「ひとり恋愛」は自慰行為に他ならない。少女のうちならまだしも、ではある。
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