迷作撰(joshuaki撰)

2012年2月26日 (日)

Reキャスティング

往年のアニメ版ファンからは総スカン喰らった感ある、実写版『妖怪人間べム』。

そもそもキャスティングからして、ファン軽視/視聴率重視(あれでも)が見え見え。まあアニメファンなんてのは「とにかくキャラのイメージさえ保てれば後はどーでも…」としか考えてない訳で。それにしてもあれはないだろ…ってんで、改めてイメージ重視の配役をここで考えてみたい、番組視てないけど(笑)。

そもそも人間じゃない訳だから、もともとのキャラに人間を配すること自体無理な訳で、ここは清く「単に似てるだけ」で選考するのが最も合理的。であれば、妖怪人間が人間に変身している状態でのそっくりさんを充てる。となると…

 

べム→舘ひろし。スキンヘッドでホワイトのカラーコンタクト、ソフト帽で完璧。石原軍団?! 知らね。

べラ→今回の杏さん好評ではあるが、更にそっくりさんとなれば…りょう! いや単に似てるだけだけど、いややっぱりこのキャラは、吊り目…否、切れ長の瞳と、耳まで裂け…あわわ、官能的な唇がポイントか、と。

で、この企画の成否の鍵を握るキャストであり、物語のもっとも重要なキャラであるベロなのだが。

もともと人間じゃない上、生まれた(というか生物化学反応によって生成した?)際、たまたま人間の子どもサイズであり、しかも小学男子のように見えるだけで、実は性別も定かではない、と仮定した場合、なにも天才子役を充てる必然性はないんだよね(、と強引に収拾を図り…)。

そう考えた時にぃ、キャラクターのイメージ、備えた性質・性格、実生活での本人のイメージ……等々を考慮して虚心に選考を重ねた結果…、

ベロ→土屋アンナ、……って、ごめんオチなんですけど……。

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2008年11月24日 (月)

迷作撰その17

日常的な真実。

     かわいそうな
     あの人
     この人
     わたしには
     近づかないで

     徹夜明けで
     無理やり
     詰め込んだ朝食を
     トイレで
     吐いている

本音をいうと、こうなるか。

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迷作撰その16

戦争の理由。

     歴史は
     ある周期で
     その密度を
     平均化しないでは
     いられない

平和な時代が長く続くと、その分激烈な争いや混乱が、一種の「揺り戻し」作用として働くのではないか、という考え。

     人々は
     平和を
     求めて
     銃を取り
     殺し合う

「平和」でなくとも「神」でも「真実」でも、最近は「富」「権力」でも可となっているようだ、情けない。

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2008年11月22日 (土)

迷作撰その15

祈り。

     足りないものを
     補うよりも
     過剰な思いを
     断ち切ることのほうが
     はるかにむずかしい

     コンビニで
     弁当買って
     夕べの感謝と
     明日の無事を
     天に祈ろう

いま作った歌。

     迷信を
     信じるのも
     偶然を
     意味づけたがるのも
     みんなおとな 

 

   

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迷作撰その14

感傷、または自己憐憫。

     ひとりぼっちに
     させてくれ
     ひとりぼっちのまま
     放って
     おかないで

     わたしを傷つけるのも
     あなたを殴るのも
     痛みはおなじと
     誰が唱え
     誰が信じるでしょう

     繊細で
     傷つきやすく
     そのくせ
     鈍感で
     怖いもの知らず

     大声で喚くのも
     闇雲に
     走りまわるのも
     すべて
     きみの為だった

ことほど左様に、若いころはうつけ者だった。といって、いまもたいして変わらないか。 

 

 
      

     

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2008年11月15日 (土)

迷作撰その13(ホラー編)

ギッパくんが「なんか怖い」といった歌。

     むこうを
     向いている
     あなたの
     隣に
     わたしはいる

     わたしは
     あなたの
     影法師と
     右手で
     握手を交わす

ホラーというより、人の無意識(潜在意識)を歌ったつもりなんだけど。

    

  

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迷作撰えーっと…その12!

あーっ久し振りにブログアップするなあ、仕事忙しいから、こんなブログどうでもよくなって、放っておいてしまった、わはは。

     そんな人とは
     友達には
     なりたくないくせに
     理想の人間に
     なりたがる

     清く
     正しく
     完全な人と
     理解し合う
     ことはない

「理想と現実」というより「机上と現場」「スタッフと現業区」というべきか。

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2008年11月 6日 (木)

迷作撰その11

わたしらしくない歌。たぶん昔観た映画のシーンを思い出したんだと思う。

     天使の翼から
     羽根が一本
     風に吹かれて
     あなたの家の
     扉の前へ

     わたしが
     白鳥ならば
     この滴る血で
     道を印しながら
     飛べるのに

Kareha

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2008年11月 4日 (火)

迷作撰その10

残酷な真実という脅し文句。

     どんな
     取り決めだろうと
     どの道
     先に
     殺した方が勝ち

     死神は
     暗く長い廊下を
     靴音立て
     ゆっくりと
     歩いてくる

現実にはありえない架空の物言い(のはずです)。

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2008年11月 3日 (月)

迷作撰その9

この頃の歌は、どれも認識が暗い。こうなったら暗黒合戦だ。

     黒には
     近づけるが
     生まれ変わらない限り
     黒そのものには
     なれない

     病の
     篤い人ほど
     世界を慈しむ
     絶望的なまでの
     皮肉

     心からの
     懺悔は
     なによりも
     誰よりも
     他人を傷つける

     わたしたちは
     眠ったふりをして
     気づかぬふりをして
     終点まで
     やり過ごす

ふーっ。とりあえずここまで。  

     

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