日記・コラム・つぶやき

2021年9月 4日 (土)

ハイク

『まんが紀行 奥の細道(青山出版社)』『風天 渥美清のうた(青空出版)』を読む。刺激を受けて久し振りに詠む。

   春が来て 春が来て また 何周忌

何年経ったのか、いつまで経っても忘れられない我が子。

……翌日。うーん、なんか違う。

   春が来て また春が来て 何回忌

……これも違うんだなあ。

   春が行き 春が来て また 何回忌

……うーん、しっくりこない。俳句、苦手。

 

   

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2021年2月27日 (土)

だから大丈夫

大丈夫、きみは全然変じゃない。

   恐ろしくて
   不安で
   夜も眠れない
   大丈夫
   きみはひとりじゃない

欲しいものは、決して手に入らないもの。

   恋人がいても
   お金が有り余っていても
   飽き足らない
   欲しいものは
   決して手に入らないもの

こんなはずではなかった?

   この世界に
   取り残された
   孤独なほくは
   知っている
   ひとりではないことを

 

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2020年10月10日 (土)

穿かないの?

「見た目が9割」とか「100パーセント」とか。でも「(生まれつき不細工だから)世の中は不公平」とか、そーゆー話ではないよね。

   利口そうに
   着飾っても
   その立ち居振る舞いが
   露にする
   人の本性

   どんなに
   着飾っても
   偽っても
   本性は露わになる
   人は見た目

そのあたりは楳図かずお先生のお得意とするところ。

   変身しても
   脳みそ入れ替えても
   本性は露わになる
   魂とか運命とか
   言い換えてもいい

とはいえ、おしゃれするのは悪いことじゃない。

   殿方にも
   勝負パンツがあるらしい
   色柄なのか
   デザインなのか
   脱がぬのか

   殿方にも
   勝負パンツとやら
   あるそうな
   色柄なるや
   脱がぬやら

 

えっ穿いたままなのっ?!(赤面)

   

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2020年5月 3日 (日)

乗ってるつもり

ずいぶん長いこと、あらゆる物事について、知らないままで、よくここまで来れたなあ、と呆れる。

     システムを
     乗りこなしているつもりが
     ただ単に
     乗っかっていただけ
     乗ってるつもり

     他人の話を
     聞いていない
     訊かないから
     知らないまま
     ものぐさ太郎

いやマジで、関係各位、私の勉強不足故、ご迷惑おかけしました。としながらも、どこかで「そうか、そういうことか」と一人合点している自分がいる。

     できることは
     まだまだあるぜ
     この世界に
     知らなくていいことなど
     ない

 

   

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2020年3月15日 (日)

疑似真空地帯

今は昔、20年くらい、いやもっと前か、単純作業に飽きたり、めんどくさい上司の相手に疲れた時、職場を抜け出して、決まって向かう場所があった。

運河に面した倉庫の外階段。最上階に上がる。今がちょうどよい季節で、晴れた日には遠く富士山を中央に、下手に空港、上手には立ち並ぶ町工場や倉庫が低く並ぶ下町大パノラマ(笑)。西にすこしだけ傾いた太陽とちょっとだけ冷たい風を感じながら、酸欠ぎみの頭でぼーっと眺めていた。

ときどき、おなじような症状(笑)の同僚が昇ってきたりして、サボってる手前、気まずい思いを一言二言で紛らわしながら、あっちは喫煙者、こっちは嫌煙家で、互いにパーソナルスペース保ちながら、お隣さん同士ってのも悪くなかった。

さらに昔、二十代の頃。そういえば女の子とデートしながらも、そんな「真空地帯」を無意識のうちに探しながら歩いていたかも。

若いふたり、門限や終電を気にしながら、灯の消えたショーウィンドウの陰やシャッターの閉まった商業施設のエントランスに隠れて、キスを貪った。酔っぱらいの冷やかしに意地になって無視してイチャついてたら、警備員にドヤしつけられたりして…思い出深い(笑)。

 

そう。昔は街にも、そんな真空地帯が存在して、そうしたエリアを選んでは徘徊していたようなもんだ。

いろんな引力から一時解放されて、かといって辛うじて地に足をつけたまま、重力だけを気にしていればいい時空間。息苦しくなると都合よく現れるエアポケット。宮台真司氏のいう「屋上」に近いかも。

まともに生きようとすればするほど、逃げられなくなる。だから一時的にも逃げ場が、日常生活におけるアジールが必要になる。一休さんなら「ひと休みひと休み」、双六なら「一回休み」だ。

いま、生産性だ効率化だと高飛車なことばに塗り潰されて、街からはそうした真空地帯は消滅した。街は死んでしまい、機械仕掛けの張りぼてだけが、几帳面に、わき目もふらず、ただ無意味に振動してるだけのよう。

この先人間は、そうした真空地帯なしに、生を営めるのだろうか。

 

   

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2020年2月 1日 (土)

雑草・雑想

久し振りに「歌」を書いた。ぎっぱくんが笑った。つられて笑う。

     あしたから
     またおなじ
     一日が始まる
     やり続けるために
     きちんと終わらせるために

     聞こえない声を聴く
     見えない絵を描く
     意味を失った事実
     真実に理由などない
     幽霊として生きる

信じるものを何も持たずに、朽ち果てる。

     つまづいて
     つんのめって
     こんがらがって
     何度でも
     何度ともなく

     あしたの朝
     ここを去るけれど
     あなたを忘れない
     あなたを忘れずに
     わたしは生きてゆく

また明日書こう。     

 

 

   

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2018年6月16日 (土)

ぬかるんだ穴

雨が降り続き、畑道はぬかるんでいて、足を取られ、つまずきそうになりながら、辿り着く苗のもと。

     遠くで雷が鳴ってる
     雨の日に
     眠るのはひとり
     灯りのついたまま
     雨音は聞こえなくなる
 

     眠る前に
     ページを捲る
     いつまでも
     読み終えない本
     雨の音
     

 

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2017年12月10日 (日)

レシピ依存症

女房が「見て見てっ、今日本屋でみつけたの!」一冊のムック本。

 http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/15328.html

すごいっ、自社の商品のレシピ本まで造ってしまうのか。女房はこの会社のクッキーが好きで、ネットでレシピを探してチャレンジしてみたりするが、しかもネットには、似たようなレシピがいっぱいあるのね、いくらでもみつかる。

     マニュアルや
     レシピは、
     たくさん揃ってる
     だけど
     おなじじゃない

「どうやればいいか、やり方さえ知っていればなんとかなる」という、あらかじめ「自分にもできる」という思い込みが蔓延している。おなじ道具でおなじ材料でおなじやり方さえすれば、「わたしにもできる」という。「玄人と素人を分けるのは知識の差だ」という、玄人に対する敬意を欠いたスタンス。でもやってみてわかる、「なんかちがう」。

     マニュアルや
     レシピ通りに
     まちがいなくやれる
     でもいつまでも
     不安なままだ

あたりまえだ。マニュアルやレシピとして表されるだけの「中身」があるからこそ、マニュアルにもレシピにもなり、だからこそ商品として、サービスとして社会に提供できるのだ。

知識に集約できない、知識もひとつの要素として築きあげた「力」というものが、確かにある。

     マニュアルや
     レシピでは
     生きる上での
     不安は
     解消しない

     知識では
     不安は解消しない
     知識だけでは
     幸福に
     生きられない

 

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2017年6月25日 (日)

truth hits everybody

先週金曜夜、行ってきた「バベルの塔展」。事情あって駆け足。とにかくボスの二作品だけ、この目で確かめたかった。

で、作品を目の前に、呆然と佇み涙に暮れる……とかそゆことまるでなし。
ボスの作品は、そうした感傷的な捉え方を拒否してるところがあって、
リアルを追求するでなく、感情に訴えるでなく、実に「絵画は絵画」として淡々とつるんとした印象。
それでいて描かれてるのは聖書の一場面であったり、悲惨な地獄絵だったり、ドラマチックこの上ない、そのギャップが楽しい。
云ってみれば、人間の視点でなく、神による俯瞰図。ただその「神」もボスの創造する神には違いないんだけど。
「世界なんか、人間なんか大したことねえよなあ」と ひとり嗤いながらせっせと描きつづけてる、そんな姿を想像する。

Img_20170623_170033

https://www.youtube.com/watch?v=9Bqfj4Ttue8

 

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2017年6月13日 (火)

次の曲の楽譜

今日は女房の手術の日、気もそぞろ。でもレパートリーを増やすのに新曲の楽譜を読みこまなくちゃならない。

     女房の
     手術の終わるのを
     待ちながら
     読み間違える
     新しい楽譜

     外は雨
     降ったり止んだり
     濡れた傘引き摺って
     病院の床に
     跡を残す

     女房の
     手術の終わるのを
     しかめっ面しく
     病室の窓ガラスに
     向かい合っている

眉間にしわ寄せて、むずかしい顔して。
     
     

 

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