音楽

フェスティバル・エクスプレス

2ヶ月程前にレンタルして視たので、いまだに印象に残っていることのみメモ。

画質は心配したよりもかなり綺麗。ワイヤレスのない時代に、ギター弾きながらステージ下へ降りるB・ガイ(フォークリフトで降りてく!)や、大急ぎでハケるシャ・ナ・ナの演奏が愉しい。こんなドキュメントが、なんでいままで世に出なかったんだろ。

もともと髭面のザ・バンド(とゆうかR・ロバートソン)を視たくて借りたんだけど、いまでも印象深いのは、やはりジャニス。ロック初期の、エキセントリックな女性カリスマというイメージの強い人だけど、酔っ払って、お喋りし、即興に興じるオフステージのリラックスした表情の彼女は、飾らない、まったく自然体の人。

その自然体の、ニコニコと無防備な笑顔のまま、マイクに一歩近づき歌い始める。なんだか風呂あがりのおばさんのような風貌なんだけど、このパフォーマンスが凄い! なんというか「日常」と地続きの才能というか、気取らない、肩の力を抜いた立ち居振る舞いが、そのまま極上の表現と化す。昨今のプロデュース過剰、演出過剰なロックスターとは一線を画す、この人の素のままの才能(のおおきさ)に唯々圧倒される。

その才能を素のままに開花させることのできたこの時代、30年も前である。この数ヵ月後、ジャニスは帰らぬ人となる。以降、時代もロックも、より混沌とした流れに巻き込まれてゆく。

     思うが侭に
     才能を発揮して
     散っていった人々
     果たして
     幸福であったか

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70年代

70年代。あの頃はことばなんかわからなくて、無くてよかった。音だけ。炸裂する音だけあれば、それでよかった。

     あの頃
     音しか求めなかった
     ことばではなく
     「これだ!」という
     音だけでよかった

ある意味幸福な時代だった。

Dscn3314

とりあえず最近聴き返した「70年代」、選りによってフリーかよ…(苦笑)。

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チャットモンチー

いいっ!ラジオで二度聴いた。
メロディラインがいいし、載せることばもいいし、うまい。何よりもこのアレンジ!なんだこの間奏のカッコよさは!

日本のバンドはおんなのこのほうが絶対よい。気負いもないし、変に絶望してない。ねじくれたところも素直に表現できる。いやーいい時代になった!

     すっとぼけた
     娘三人の
     訳わからん歌詞
     ヘタウマ楽器の
     なんちゅーカッコよさ!

なんだよ日本のロックはこれからじゃねーか。

     

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音楽会

『題名のない音楽会』、4月から司会者はなんと佐渡裕! 数年前『真夏の第九』をみなとみらいホールに聴きに行った。昨秋はチョン・ミョンフン。たまたま双方ともベートーベンだったが指揮は対照的。どちらもすばらしい。

いちばん印象深い指揮者は(テレビで視ただけだけど)、ニューヨーク・フィルを振ったダニー・ケイ。ちょっと、この人は超えられない。

下手の横好き第2弾

Rami001

ホセ・ラミレスのつもり、でも表面板はどーみても松。

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ヘッドがやたらむずいテリー。

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馬年

やっと(ニール・ヤング&)クレイジーホースの『馬年』視た。

     それぞれが
     下手糞に
     楽器かき鳴らし
     最高の演奏を聴かせる
     クレイジーホース

     ギター持ってなかったら
     ただのおやじだ
     よれよれのTシャツに
     バミューダパンツ!
     ニール・ヤング

「おいおいもうちょっと、どうにかしろよ」って突っ込みたくなる場面もちらほら。それでも100分間、轟音を堪能した。そういえ ば妹は丙午だった。

Lespaul004_2  

ギターに限らず、楽器を描くのはむずかしい!

それだけで芸術品だからね。

Stback001  

なので後姿!にした(笑)。

これからはトレースしよっと。

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ジョンの後継者

ジョン・レノンが殺されて27年。その間なんの反省もなく「愛と平和」を冠せられてきたジョンだが、ここにきてようやくその「汚名」を晴らすような動きが確認できる。紙ジャケ、映画『PEACE BED』『チャプター27』、ちょっとズれるけどあの「大木にしがみつく蝉」ポーズを撮ったアニー・リーボヴィッツの『レンズの向こうの人生』…。

     殺されて
     なくなったいのちと
     それでもなお
     人々のこころに
     生き続けるいのちと

ジョン・レノンが「愛と平和」なんざ聞いて呆れるわい!わたしにとってジョンは「狂気と絶望」「怒りと悲しみ」の人。『ジョンの魂(通称『ジョン魂(たま)』)』をきちんと聴け!

そして後継者達の音を! ア・パーフェクト・サークルの『イマジン』は好例。   

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THE BEATLES

ジョン・レノン関連の映画が立て続けに公開されたり、ポールも久し振りに本気のアルバム作ったり。

     それについては
     すこしの間
     放っておこう
     なるように
     あるがままに

いまさらビートルズなんて放っておいていいんだけど、きちんと新しい音を届けてくれる元メンバーがいる限り、つきあっていかざるをえないんだろうな、これから先も。

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リユニオン

今回のレッド・ツェッペリンの再結成、演奏前の下馬評ではあれこれ取りざたされたが、(各種メディアやようつべ等で確認する限り)期待にそぐわぬ出来で、古くからのファンとしては、まあ「恥かかないで、ほっとした」といったところか。

とにかくツェッペリンというのは、単に同一メンバーだかとか、同じ楽曲だからとか、そういった前提条件を超えたところでの演奏が奇跡を産んでいたのだ(説明不足だな、はは。そういう時はツェッペリン評論家/渋谷陽一先生に語っていただきましょう ⇒ http://www.rock-net.jp/shibuya/zep.html)。

     既に
     起きてしまった奇跡は
     取り戻せない
     新たな奇跡を
     生み出す他ない

あたりまえだけど、終わったバンドは都合よくやり直せないし、死んでしまった者も蘇生しない。ツェッペリンの場合は、バンドの核となる(といっても全員が『核』ではあるが)ドラマーが死んでしまったが故に解散せざるをえなかったのだが。

今回、その親父の代役として、息子ジェイソンはよくやった。「よくやった」というのもツェッペリンファンの不遜さだな、ロバートが「親父を超えた」と称えていたが、演奏テクニックの面ではジェイソンを始め今のミュージシャンにはとても敵わない。ツェッペリンは、そういった小手先のテクニックの「向こう側」で演奏していた訳で、そういう意味では今回「いまできる最上の演奏」をこのメンバーで披露できたというだけでも奇跡なのかもしれない。だからといって「このままツアーを!」とか欲かかないでねジミー爺さん。

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ボス

ブルース・スプリングスティーン。

     ボスが帰ってきた
     右の拳を振り上げて
     必殺のキラーチューン
     引っさげて
     ボスが帰ってきた

ここ数作、あまりに誠実すぎた為かセールスがまったく追いつかず、だがそれよりも、伝えようとしたシリアスなメッセージにマーケットの大半が背を向けたこと、そのことが今作に繋がったのだと思う。これはボスの復讐だ。あまりに巨大な自分のイメージと、どんなにシリアスな歌をも聴き流してしまうマーケットへの、ボスからの果たし状だ。「この歌を無視できるか? 俺のメッセージが聴こえるか?」と。若かりし日のエネルギーは最早望めないが、じわじわと腹に来る確信犯的な音づくりは往時を凌ぐ。傑作だ。

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名曲

「よく飽きないね」と呆れられる。けど、ね。

     何度も何度も
     おなじ曲
     おなじ歌に
     繰り返し繰り返し
     涙する日

決して哀しい歌ばかりじゃないんだ。

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Ben Folds

見るからに只のおやじなんだけど、とんでもない歌を書き歌う…あっ奥さんもきれい。

     なんてこと
     ない歌なんだけど
     決して
     色褪せない
     忘れられない

いつぞや日本のテレビドラマの挿入歌だかに採用されて、それっきり…って、ふざけんなっ! 新譜ちゃんと日本盤リリースしろよな! ちゃんと聴けっ!!  

……と思ったら、日本盤出てましたね。失礼しましたソニーさん(07/11/24) 。  

  

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音楽その2

わたしにとっての生命維持装置。

     音楽
     この世で
     正直に
     無防備になれる
     唯一の場所

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音楽その1

わたしにとっては欠かせない。そのときぴったりと嵌った歌は、何十回何百回と繰り返し聴いて飽きることない。感情だけでなく、こころの奥を揺さぶられるんだろうきっと。ときにこころの土台にまで届く。インプットとして最上のもの。

     ものすごく
     ゆっくり
     知ったメロディを
     口笛に吹く
     だれか

どんなものとしてアウトプットされるかは、そのときどきのわたし次第で変わる。音楽がこの世から消え去ったらって?! 自分で創り出すさ。
     

  
     

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ヒッキー

いわゆるJ-POPにインスパイヤされることはまずないんだが、宇多田ヒカルにだけはちょっと揺さぶられる。

     たどりつく前に
     溺れ死ぬ
     だろうな
     きみはどんどん
     遠くなる

     誰かの願いが
     叶おうと
     叶うまいと
     世界は
     滅びに向かっている

     涙と
     涎が
     模様となった
     くまの
     ぬいぐるみ

なんでだろう、歌の巧さでいったらMISIAのほうが格段上、ルックスじゃ○%∽*&□×$△#Э¥Я…、にもかかわらずMICKEY.TVで観るなら彼女。元ダンナの監督作品『キャシャーン』には一時嵌ったんだけど(笑)。この際、宇多田ヒカルがJ-POPかどうかはとりあえず置いとく。
  

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