足音
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アンチ・テロリスト側への批判ばかりじゃ片手落ちなので、テロリスト側へ訊く。
肉欲を
物欲を
抑制し
あの世で
すべて取り返す
これって「解消すべき現世での欲望」があの世で裏返っただけのことじゃないの!あんたらバカ?!
これから先
何歩昇って
何歩下って
天国の入り口
地獄の門の前
だいたい死後の世界なんて、ほんとにあると思ってんの?!
天国には
すべて
在る
暗黒も
悪徳も
死に対する厳粛さが足りなさ過ぎるんだよ。
天国に昇るでも
地獄に
堕ちるでもなく
唯々
死に向かう
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いい加減、言及するのにも飽きてきたんだけど、そういう気まぐれに左右されるほど、この問題は「軽く」ないんだってさ。
闘い
奪い取るだけが
正しさを
勝ち取るための
唯一の手段か
死んだ後に
称えられる
勇敢な兵士を
志願した
若者達
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「人を殺す」という行為を、当事者になんとかして感じとらせない/認識させない、あまりにも非道な計算。
機械を
通して
狙った
相手を
撃ち殺す
なるべく
多くの経路を
通過して
現実を
認識させない
軍服の
報道官は
胸を張って
殺傷能力を
性能と言い換える
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賢い選択といえるか、否応なく迫られる。
肉親だけは
命懸けで
守ろうとする
突きつめた末の
ぎりぎりの差別
他人は
殺しても
自分だけは
助かりたい
わたし
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非難するのも、賛美するのとおなじくらい馬鹿げてる。
戦死者の
養分を
たらふく吸って
まるまる太った
わたしたち
死んでいった
兵隊さんを
賛美する
醜い
わたしたち
わたしたちに「なにができるのか」よく考える、いや「なにができないのか」を。
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自由がありすぎて、何をしてよいのか/すべきか、誰一人判断のつかなくなってしまった悪例。
勝者の
実現できる
一握りの
暫定的な
平和と自由
マスメディアという
フィルターで濾過した
わかりやすい
通じやすい
正義と平和の訴え
正義を
振りかざした者は
絶対
負けを
認めない
いっそのこと
平和など
無効にしてしまえば
誰も期待を
抱かずに済む
テロリズムを
否定し去るほど
我々の
正義は
正しくあるか
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なにをどう云い繕おうと、
殺さない
傷つけない
壊さない
そして
愛さない
そんな生き方など人間にはできないはず。しかしは国やイデオロギーが戦争の大義名分足りえた時代もあった。
殺すため
盗むため
犯すため
神を
必要とした
そして、いずれはそれは「昔の戦争」として語られる。
名前も
その素性も
知りもしない
犠牲者へ捧ぐ
一分間の黙祷
これまでの戦争ならばいざ知らず、正直なところ
この人を
この子を
まもりたい
この国など
どうでもいい
というのが現代のリアルな考え方ではないのか。
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見て見ぬ振りを赦される社会に、わたしたちは生きている。
戦争を
他人事として
遠巻きに
見物できるまでに
世の中は進歩した
ぼくでなくて
よかった
殺されるのが
飢えて死ぬのが
ぼくでなくて
寄ってらっしゃい
見てらっしゃい
自由と正義を賭けた
最後の戦いだよ
さあお立会い!
いずれ、自由と正義を司る神によって、わたしたちは滅ぼされるだろう。
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現実は、賛成も反対もないんだけどね。
平和は
かっこ悪いと
認めた上で
かっこよい
戦争を否定せよ
殺戮あり
破壊あり
背信あり
戦争は
話題に事欠かない
人は
その気なれば
戦争からすら
たくさん
学べるのに
「その気になれば」…重いことばだ。
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対義語として「平和」ではなく、あえて「退屈」とする(これだけで腹の立つ人はこれ以上読まないでください)。
なぜ
ぼくたちに
戦争を
殺し合いを
させてくれない
ピンポイントで
攻撃される
破壊してよい
殺してもよい
格好の標的
構え
狙い
相手に
知られずに
撃つ
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殺されたものたちを犠牲者と呼ぶ偽善。いったい何の犠牲になったのか。
戦死者は
死者ではない
みんな
誰かに
殺されたんだ
命乞いさえ
できず
そのしかたさえ
知らず
殺されていった子ら
人が
殺される
理不尽でない
理由とは
手段とは
憎しみあって
殺しあって
そんなにまでして
実現したい
平和とは
平和を実現する為の神への供犠か、為政者の欲望を満たす為だけの単なる踏み台か。
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人類が滅びるか/戦争をなくせるか。
正義が
罰則規定で
あるかぎり
戦争は
なくならない
また
戦争だ
詩が
書ける
ありがたい
戦争は
終わらない
口の中が
血の味で
一杯だ
一人ひとりは
みんないい人
なのに
戦争は
なくならない
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